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アカムツの生態 |
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アカムツといってもムツではなくスズキ科。
口内が黒いことから、別名ノドグロとも呼ばれ有名な高級魚です。
水深100〜200mくらいの深海に生息し、冬の産卵期には、やや浅い所へ移動する。
幼魚は岸近くに見られ、20cm位までは沿岸の定置網にも入ることもある。
歯が鋭く魚食性が強い、イカ類、小魚などを食べる。
全長30センくらいで、背の方が赤く腹部にかけて薄く銀白色に変わる。
背鰭の先端などは細く鋭い棘があり比較的大き目のウロコがついているが、皮が柔らかいのも特徴。
寒ムツ」と呼ばれるように、旬は冬から春先。
白身の肉質は上質の脂が非常に多く、栄養価も高く新鮮なものは刺身にもできるが、一般には、塩焼き、味噌漬けなど焼物にして食べる、鍋物など煮つけにしても良し。
小さいものは、うろこ、ワタをとり姿のまま塩焼きに、大きめのものは3枚におろし味噌漬に、冷蔵庫で2〜3日おいて焼いて食べる。
脂がたっぷりのっているため焼き魚としては最高の贅沢品。 |
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